chamber
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先日、或る会社の技術者が書かれた特許明細書の原稿に「チャンバー」なる用語があったので、「チェインバー」と直してみたところ、逆に、「チャンバー」に戻されてしまいました。
しかし、英語のchamberの発音は、「チェインバー」しかないはずで、「チャンバー」では、何とも落ち着きません。商工会議所(chamber of commerce)は「チェインバー・ オブ・コマース」であって、「チャンバー・オブ・コマース」ではないでしょう?
しかし、この島国で、日本人の技術者同士が理解しあうには、「チャンバー」でよいのであり、いまさら、「チェインバー」なんて・・・ということでしょうか?
なお、インターネット検索によれば、(技術用語としての)「チャンバー」は3万を超えるヒット数で、完全に定着しているようです。一方、(正しい)「チェインバー」のほうは、「チェインバー・ミュージック(室内楽)」の関係で少し出てくるだけという寂しさです。従って、技術の世界で、「チャンバーはおかしい!」と声をあげても、もはや手遅れと認めざるを得ないようです。
しかし、技術者の方々、国際会議で発言するときは、「チェインバー」のほうがいいのでは?
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