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アコースティック

アコースティック

 PATENT AttorneYについて特許庁電子図書館で調べた際に、もうひとつ気になる英単語として「Acoustic」があったので、アメリカのボーズ・コーポレイションの登録第2714827号の「ACOUSTIC WAVE」を調べたところ、これも、案の定、「アコースティックウェーブ」となっていました。

 

 しかし、「Acoustic」の正しい発音が「アクースティック」であることは明らかです。不思議なことに、楽器の分野では、「アコースティック・ギター」という「とんでも英語」が確立していて、その略語は「アコギ」というのです!

 

acousticの発音をweblioで聴く。(リンク先のスピーカマークをクリック。)

 

 この「アコースティック」という間違った発音は、今や、完全に定着しているようで、アメリカの会社であるボーズ・コーポレイションまでが、日本向けの宣伝文で、自分の特許技術に「アコースティック・ウェーブ・ガイド」という名前を付けているくらいです。要は、自分の商品が売れさえすればいいので、日本人に媚びて、「とんでも英語」であることは承知の上で、「アコースティック~」を用いているものと思われます。

 

 なお、この伝でいくと、「SWORD」の称呼は、恐らく、「スウォード」になっているであろうと推測したところ、案に相違して、正しく「ソード」となっていたので、いつも間違っているわけではありません。

 

 最後に、登録第2662821号は「マグノリア」という商標ですが、称呼欄には正しく「マグノリア」となっているのに、実際に登録されている商標を意味する「商標(検索用)」のところには「マグリノア」と誤記されています。人間が入力する以上、誤りはあり得るという前提で利用することが必要です。

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