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People who don’t make mistakes・・・

People who don't make mistakes・・・



People who don't make mistakes don't make anything. ミスをしない人間は何も成し得ない人間だ。

これは、「お薦めの新刊書」で紹介した「トンデモ英語デリート事典」という本にあったものです。名監督が選手によく言う言葉とのことです。

これを読んで、かのビル・ゲーツも、「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ。失敗にどう対処するかで会社が社員の良い発想や才能をどれだけ引き出し、変化に対応していけるかがわかる。・・・どんな会社にも、ミスをして、それを最大限活かしたことのある人が必要だ。」と言っていたのを思い出しました。

日本経済の停滞がいわれながら一向に回復の兆しが見えない理由の一つは、日本社会に、失敗をしないためには何もしないのがいいという雰囲気が充満しているためではないかという気がします。そういう気分が社会に充満したら活気がなくなるのは当然です。

日本人がこのように誤り(失敗)を恐れるようになった背景には、日本社会の誤り(失敗)に対する「不寛容さ」があるように思われます。一度でも失敗すると、敗者復活も許さじ!という空気があるようです。

例の「曲率半径誤記事件」の結末も、日本社会の誤りに対する不寛容さを示す一例ではないかと思います。私見としては、誤記と認めて、すんなりと訂正を許した特許庁の最初の審決こそ道理に適ったもので、その後、訂正を無効にした審決や、それを支持した一連の判決は、本来の姿からずれたものとしか思われません。

どのみち人は誤りをせずにはいられない存在なのですから、失敗を恐れて何もしないよりは、「失敗から学びそれを活かす」という考え方に切り換えたほうがよいと思います。

会田雄次氏も、この問題について、「新選 日本人の忘れもの」という本に、「私たちは、間違わない奴ほど世の中でイヤな人間はいないのだ、ということを本当に知り、過ちを恐れず、自分の欠点も隠さず、もっと気楽に世の中を送るようになるべきだと思う。」と書いておられました。

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