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I’ve never been to me.(歌)

I've never been to me.(歌)

2014,4,21

2014年4月13日、CharleneのI’ve never been to me. という歌を聴いていたら惹き込まれ、考えさせられることが多かった。これには、いい映画一本に相当する内容あり、と感じた。しかし、この歌の邦題は「愛はかげろうのように」であり、同じ英文が、歌詞の中では「本当の私がみつからないの」と訳されていて、これでは、何のことだかさっぱり分からない。そこで、この歌の中で繰り返される「私はパラダイスには行ったことがあるが、私には行ったことがない。」の意味を解読してみた。

① 禅における「脚下照顧」。まわりばかり見ていないで、自分の足下をよく見よ、という教え。

② 古代ギリシアの哲人の格言「汝自身を知れ。」

③ 老子の教え「足るを知る」

④ 「いま ここ 自分 その合計が自分の一生」という相田みつおの名言。

⑤ 「山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいふ・・・」という名詩があるが、「幸い」とは、そのようなものではない。

⑥ 「幸福は今自分の立っている場所にある。」

⑦ 「幸福とは、味わうもので、追い求めるものではない。」

⑧ ローマ法王の説教にあった「Look into your heart.」

⑨ 「自分探しの旅」なんかしたところで、自分は見つからない。(川柳に曰く そこにいる 自分探して どうするの)

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