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Archerfish

Archerfish

平成19年8月19日のNHK総合テレビの「ダーウィンが来た」と言う動物番組で、「鉄砲魚」が取り上げられました。水中から水鉄砲を連射して、マングローブの木にとまっている昆虫を撃ち落とし、時には、ジャンプもして捕食する見事な術が紹介されました。そして、この「鉄砲魚」は、英語では「Archerfish」(矢を射る魚の意味。)と言うのだと紹介されました。

その時、この「Archerfish」というのは、どこかで聞いたことがあるぞと記憶をたどってみたら、昭和19年11月29日、紀伊半島沖で、完成したばかりの空母「信濃」を沈めた米潜水艦が「Archerfish」と言う名前だったのでした。この米潜水艦「Archerfish」は、4発の魚雷を命中させ、当時、世界最大の空母(戦艦大和より大きかった。)だった「信濃」を、海の藻屑としてしまったのでした。空母「信濃」は、艤装工事のため、呉軍港へ向けて、前日、横須賀を出航後、わずか17時間で、空母として何の戦果を見せることもなく、乗組員約1500人とともに、沈没させられたのでした。

それにしても、たった4発の魚雷で、完成したばかりの世界最大の空母を仕留めるとは、第2次世界大戦における、潜水艦による最高・最大の戦果ではないでしょうか?

一方、帝国海軍は、といえば、ミッドウェー海戦に先立ち、真珠湾から米軍機動部隊が出航するのを察知すべく、潜水艦部隊を配置したものの、実際に部隊が配置に着いた時は、既に、米軍機動部隊は真珠湾を出た後だったというお粗末ぶりでした。

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