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世の中に・・・


世の中に絶えて宗教なかりせば 人の心はのどけからまし

例の9・11のテロ事件の背後には、何世紀にもわたるキリスト教とイスラム教の抗争があり、パレスチナでの果てしない殺し合いは、これに、さらにユダヤ教が加わったものです。まさに宗教こそ、戦争や憎しみの元凶ではないのかとの思いから、これが生まれました。(ナイジェリアで、ミスワールドコンテストの開催に反対するイスラム教徒の暴動は、200人もの死者を出したとのことです。)

「利己的な遺伝子」という衝撃的な本を書いたリチャード・ドーキンスも、「宗教こそ諸悪の根源」と決め付けています。しかし、ここで「宗教」というのは、排他的な「一神教」のことで、仏教のような、排他性がなく「哲学」に近いようなものは含まれません。

この狂歌は私の創作のつもりでしたが、阿川弘之氏の作品に、旧海軍の陸軍嫌いの人が「世の中に絶えて陸式なかりせば 人の心はのどけからまし」という狂歌を作ったということが書いてあり、かつて似たような歌を作った人がいたことを知りました。

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